【2026年度で最後】応用情報技術者試験に一発合格した勉強法|Webエンジニア1年目の実体験
はじめに
こんにちは、たけとりと申します。
私はWebエンジニア1年目として、業務システムの開発に携わっています。
そんな私ですが、2025年10月実施の応用情報技術者試験に一発合格することができました!

応用情報と聞くと、「難しそう」「エンジニア中級者以上の資格」というイメージを持つ方も多いと思います。
ただ、実際に勉強してみると「確かに大変だが、やればちゃんと届く試験」だと感じました!
今回の学習を通して、IT全体の構造がつながり、業務で出てくる用語や設計の話が理解しやすくなったと思っています。
この記事では、以下3点を実体験をもとにまとめていきます。
- 合格するまでの勉強時間とスケジュール
- 午前(科目A)・午後(科目B)の勉強法
- 基本情報技術者試験との違い・比較
これから受験を考えている方の参考になればうれしいです!
応用情報技術者試験とは?
応用情報技術者試験は、情報処理推進機構(IPA) が実施している国家試験で、
ITエンジニアとして 一段上の基礎力・応用力 を問われる試験です。
レベル感としては、以下の位置づけになります。
- ITパスポート:ITの入り口
- 基本情報技術者:エンジニアの基礎
- 応用情報技術者:実務を意識した応用レベル
特定分野の専門性というよりも、「システム・マネジメント・セキュリティ・経営」まで含めた幅広いIT知識が求められるのが特徴です。
「エンジニアとしての視野を広げたい人」には非常に良い試験だと思います。
【重要】応用情報は2026年度が最後の開催年
経済産業省より、応用情報技術者試験は2027年以降、現行形式では実施されず、新試験「プロフェッショナルデジタルスキル試験」へ再編されることが発表されています。
情報処理技術者試験の大幅刷新案、応用・高度試験を再編 2027年度から
つまり、2026年度が、現在の「応用情報技術者試験」を受験できる最後の年になります。
今後は、より実務・役割ベースに整理された新試験体系へ移行するとされており、「応用情報」という名前・位置づけの資格は、今後取得できなくなります。
そんな中、以下の思いを持つ受験者層が増えている印象です。
- 基本情報の次として応用情報を取り切りたい
- IPA資格の王道ルートを最後まで踏みたい
- 新試験に変わる前に、評価の分かりやすい資格を取っておきたい
「いつか受けよう」と思っていた方にとって、今が本当にラストチャンスだと思います!
試験概要
応用情報技術者試験は、以下の構成になっています。
今までは年2回春・秋開催のペーパー試験でしたが、2026年度は試験範囲・試験形式はそのままにCBT形式となり、受験できる時期も増加する予定です。
午前試験(新:科目A試験)
- 四肢択一式
- 80問 / 150分
- IT全般(テクノロジ・マネジメント・ストラテジ)
午後試験(新:科目B試験)
- 記述式
- 11問中5問を選択 / 150分
- セキュリティは必須、それ以外は選択制
午前・午後どちらも合格ラインを超える必要があるため、バランスよく対策することが重要です。
勉強時間とスケジュール
合格するために必要な勉強時間は、一般的に以下と言われています。
- 基本情報未受験:400〜500時間
- 基本情報受験済み:200時間前後
基本情報と応用情報では、基本的な出題範囲は大きく変わりません。
そのため、基本情報を受験済みであれば、ひとつひとつの用語を深掘りし、詳細に理解していくことで、合格できるはずです!
私は基本情報技術者試験に合格済みだったため、最終的な勉強時間は約150時間でした。
- 平日:1~2時間
- 休日:3~4時間
- 期間:およそ3か月
基本情報の内容が土台としてかなり活きたと感じています!
なお、基本情報の勉強法については、以下の記事にまとめています。
午前試験(新:科目A試験)の勉強法
インプット:参考書で全体像をつかむ
午前試験のインプットには、参考書の活用がおすすめです。
私が使用したのはキタミ式イラストIT塾 応用情報技術者です。
- かわいいイラストが多く、直感的に理解できる
- 堅苦しくなく、読み進めやすい
という点がとても気に入っています!
一方で、総ページ数が約950ページとかなり分厚いのはデメリットです。
持ち運びたい方は注意が必要ですね。
「イラストは不要、要点だけ知りたい」という方には、以下の文字中心の参考書もおすすめです。
- 応用情報技術者 合格教本
- 徹底攻略 応用情報技術者教科書
アウトプット:過去問演習が最重要
参考書を1周したら、理解度が完璧でなくてもアウトプットに進みましょう!
50%くらいの理解度でまずは問題演習を行い、不明点は適宜つぶしていく形がおすすめです。
午前試験の演習は、応用情報技術者試験ドットコム一択です。
基本情報の際にお世話になった方も多いと思いますが、以下の点が優れています!
- 解説が非常に丁寧
- 分野別・回数別に演習できる
- スキマ時間でも学習しやすい
私は 過去問20回分を解き、安定して8〜9割取れる状態になるまで繰り返しました。
午後試験(新:科目B試験)の勉強法
応用情報で最大の山場が、午後試験です。
午後試験は、「どの問題を選ぶか」がとても重要です。
午後試験の選択戦略
午後試験では、以下のような構成になります。
- セキュリティ:必須
- それ以外:以下10分野から4問選択
| 経営戦略 | プログラミング | システムアーキテクチャ | ネットワーク | データベース |
| 組込みシステム開発 | 情報システム開発 | プロジェクトマネジメント | サービスマネジメント | システム監査 |
自分が得意な分野、もしくは勉強していきたいと考えている分野に応じて、4問を選択しましょう。
ただし、過去問演習の段階で分野を絞りすぎていると、本番で難しい問題が出たときに追い込まれてしまいます。
そのため、過去問演習ではセキュリティ+5問を解くようにしておき、当日の難易度に応じて柔軟に切り替えられるように余裕を持たせておくことが重要です!
また、文系出身で文章読解が得意な方は、いわゆる 「文系セット」が狙い目です。
- 経営戦略
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
これらはアルゴリズムや計算が少なく、設問文を丁寧に読めば得点しやすい分野です。
自分の選ぶ分野に応じて、プラスアルファの教材で深く理解するようにすると良いと思います!
セキュリティ対策
セキュリティ対策として特におすすめなのが、情報セキュリティ読本です。
応用情報技術者試験を実施しているIPAが制作しており、最新のセキュリティ脅威がまとめられています。
約150ページで税込み660円と、持ち運びしやすくお手頃な価格なので、試験前のおさらいに活用しました。
まとめ:最後の挑戦をするなら今!
応用情報技術者試験は、決して簡単な試験ではありません。
ただし、基本情報で身につけた基礎を土台に戦略的に学習・選択を行えば、エンジニア1年目でも一発合格が十分狙える試験だと感じました!
そして何より重要なのが、現行の応用情報技術者試験は2026年度が最後だという点です。
- 王道のIPA資格ルートを締めくくりたい
- 新試験に変わる前に、評価の定まった資格を取りたい
- エンジニアとしての基礎力を形に残したい
そう考えている方にとって、今年の応用情報は、挑戦する価値が非常に高い資格だと思います。
迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください!
エンジニアとしての視野が、確実に一段広がります。
