2026年度のIPA試験が大きく変わる! CBT全面移行と予定整理(応用情報・高度試験ほか)
【最初に結論】忙しい人向けの3分まとめ
2026年度のIPA試験について、2月24日に最新情報が出ました。
忙しい方は、ここだけ押さえればOKです!
- 📌 応用情報・高度試験・SC試験はCBT方式(パソコン受験)に完全移行
- 📌 出題内容・難易度は変わらない(勉強内容は今まで通り)
- 📌 試験は「前期(11月)」と「後期(翌2月)」に分かれる
- 📌 2026年度は“現行制度ラストイヤー”になる可能性が高い
はじめに
こんにちは、たけとりと申します。
普段はWebエンジニアとして業務システムの開発に携わっています。
WebエンジニアやIT資格の学習者にとって、2026年度の情報処理技術者試験は例年とは少し異なる年になります。
なぜなら、国家試験として広く知られるIPAの試験制度が、受験方式や実施スケジュールに変更を予定しているためです。
本記事では、2月24日にIPA公式が発表した最新情報をわかりやすく整理します。
2026年度以降に応用情報技術者試験・高度試験・情報処理安全確保支援士試験の受験を考えている方は、受験計画の参考にしてください!
(※詳しい公式ページはこちら:令和8年度試験予定(IPA))
2026年度から「CBT方式」へ全面移行
対象となる試験区分は主に以下です。
- 応用情報技術者試験(AP)
- 高度試験(ITストラテジスト、システムアーキテクト、ネットワークスペシャリストなど多数)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
CBT方式とは、会場に用意されたPCに解答を入力して受験する方式で、多くの資格で導入されているものです。
従来の紙ベースの試験が終了し、2026年度以降はCBTに統一される見込みです。
「試験区分そのもの」や出題内容には変更なし
重要なポイントとして、2026年度のCBTへの移行は形式がコンピュータ上で行われるようになるだけです。
そのため、出題範囲や知識・技能の要求水準が変わるわけではありません。
従来までの試験で問われていた内容、出題数、試験時間、論述・記述・多肢選択式などの形式も、基本的に維持される予定です。
2026年度の実施予定は春・秋から変更に
IPAの発表によれば、2026年度の試験スケジュールは次のように整理されています。
▶ 前期試験(2026年11月頃予定)
- 応用情報技術者試験(AP)
- ITストラテジスト試験(ST)
- システムアーキテクト試験(SA)
- ネットワークスペシャリスト試験(NW)
- ITサービスマネージャ試験(SM)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
▶ 後期試験(2027年2月頃予定)
- 応用情報技術者試験(AP)
- プロジェクトマネージャ試験(PM)
- データベーススペシャリスト試験(DB)
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES)
- システム監査技術者試験(AU)
- 情報処理安全確保支援士試験(SC)
いずれもCBT方式での実施が予定されています。
科目名称と構成の変更予定
2026年度から、試験の科目名称にも一部変更があります。
読みやすさ向上や新方式への整合性を図るため、午前・午後といった名称が下記のように整理される予定です。
つまり、既にCBT化している基本情報技術者試験と名称が統一される形ですね。
- 「午前Ⅰ試験」「午前Ⅱ試験」 → 「科目A-1」「科目A-2」
- 「午後Ⅰ試験」「午後Ⅱ試験」 → 「科目B-1」「科目B-2」
- 「午前試験」「午後試験」 → 「科目A」「科目B」
一部試験で「科目免除」制度も継続
2026年度においても、特定条件を満たす受験者に科目免除が適用される予定です。
たとえば、一度合格した区分を持っている場合や、過去の科目通過実績などを持っている場合、「科目A-1」や「科目A-2」といった一部区分の免除申請が可能です。
こうした免除制度は、受験者の負担を軽減する目的で設けられています。
2027年度以降の更なる制度改訂も検討
IPAは2027年度以降に、現行の情報処理技術者試験制度を全面的に見直す検討を進めていると発表しています。
これは、DXやAI活用といった最新技術動向に対応するための施策です。
なお、新制度の詳細については2026年3月ごろ発表が予定されており、2026年度が現行制度を受けられるラストイヤーになる可能性が高いです。
どんな学習者にとってニュースか?
今回の発表は、特に以下のような受験者に影響があります!
- 応用情報技術者試験を2026年に取りたい人
- 高度試験を目指す人
- SC試験(情報セキュリティ)を検討中の人
制度が変わることで、スケジュール設計や学習計画にも影響が出ます。
特に、希望の日時で受験を予約するという点は、学習計画を立てやすくする一方、申込開始日を忘れると乗り遅れやすい点にも注意が必要です。
おわりに:試験準備はお早めに!
2026年度は、情報処理技術者試験制度の大きな節目になります。
CBT方式への移行や試験名称変更、そして2027年度以降の新制度導入検討…。
これらを踏まえると、現行制度を受験できるラストチャンスとして学習する価値は高いと思います!
特に応用情報技術者試験のような資格は、個人的にも今のうちに押さえておくべき国家資格だと感じています。
今後も最新情報がIPAから発表されるはずなので、公式サイトなどを定期的にチェックしていきましょう。
