TOEIC 800点達成!Web エンジニアの私が実践した 3ヶ月の学習法

英語

こんにちは、たけとりと申します。
今年からフルリモートで Web エンジニアとして働いております。

私は昨年転職活動に向けて、人生で初めてTOEICの学習をしました。
今回は、私が初めてTOEICを受験し、3ヶ月の学習で810点を取得した勉強法についてご紹介します。現在は900点を目指して勉強中です!

はじめに

TOEICスコア800・900点のレベル感とは?

TOEICはリスニング(495点満点)とリーディング(495点満点)の合計990点満点の英語試験です。

日本での2023年度の平均スコアは612点。
795点以上は上位16.2%、895点以上は上位4.4%とされています。

公開テスト 平均スコア・スコア分布 一覧|TOEIC Listening & Reading Test 公式データ・資料|【公式】TOEIC Program|IIBC
TOEIC Listening & Reading Test 公開テストの平均スコア・スコア分布 詳細を公開しています。

900点以上を取るのはごく一部の受験者。
だからこそ、実績としても大きなアピールになります!

筆者
筆者

私も今年は 900点以上を取りたいと思っています…!

私の英語力(スタート地点)

私の元々の英語力として、大学受験のときは英語の勉強を頑張りましたが、社会人になってからはあまり触れていませんでした。
そのため、TOEIC対策を始めた当時のレベルは以下の通りです。

  • 中学レベルの文法・単語はOK
  • 高校レベルの内容はあやふや

実際には受けていないのですが、当時なら TOEIC をギリギリ 500 点取れるかどうか、くらいだったと思います。
つまり、「英語が苦手ではないけど、TOEIC対策はゼロから」という状態です。

直面した課題

自分の英語力を分析した結果、TOEIC のスコアを上げるには以下の課題がありました。

  • TOEIC 特有の語彙がわからない
  • 長めの英文に集中できない
  • リスニングがほぼ聞き取れない
  • 問題形式に慣れていない

この 4 つの課題を軸に、段階的な対策を取りました。

時期に応じた私の勉強方法

通期:語彙力を強化する(最重要!)

とにかく最優先して取り組むべきは語彙力の強化です!

TOEIC はビジネス英語に特化していますので、出題範囲の単語・イディオムが絞られています。
そのため TOEIC に出てくる語彙をしっかり覚えれば、リーディング・リスニングともに点数が伸びていきます。

私が使ったのは定番の単語帳『金のフレーズ(通称:金フレ)』。
レベル別に1000語+イディオムが掲載されており、効率よく学習できます。

効率的な使い方のコツ:

私が実践したオススメの使い方をご紹介します!

  • 1 日 300 語 × 3 日で 1 周
  • 何周もして脳に定着させる(1 ヶ月あれば 10 周できます!)

1 日に 50 単語を 20 日かけて覚えていくよりも、周回数を重視すると、記憶の定着率が格段に上がります!

1 ヶ月目:英文に慣れる(読解力+集中力アップ)

「長めの英文に慣れる」というのも大切なステップです。
私の場合、英語の文章を読んでいるとすぐに集中力が切れてしまうのが悩みでした。

そこで、私が活用したのが IBC パブリッシングの「ラダーシリーズ」です。
これは、有名な文学作品や偉人の伝記を、レベル別にやさしい英語で書き直した多読教材です!

  • レベル別なので読みやすい
  • 巻末のワードリストで語彙チェックも可能
ラダーシリーズ特設サイト
ラダーシリーズは、使用する単語を限定して、やさしい英語で書き改められた、多読・速読に最適な英文リーダーです。巻末にワードリストが付属しているため、辞書なしでどこでも読書が楽しめます。

とりあえず私はレベル 1 の本から読み始め、とにかく「英語への耐性」を作る目的で使いました。

試験対策の面でいうとあまり効率的ではない方法かもしれませんが、徐々に英文を読むことへの抵抗感が薄らいでいったので、遠回りながら個人的には効果があったと思っています!

2~3 ヶ月目:リスニング対策(最大の壁)

とにかく私が苦手だったのが、リスニングです。
TOEIC のリスニングって 1 回しか読み上げられないので、聞き逃すとおしまいなんですよね…。

正直この対策が一番難しかったですが、私が取り組んだのは以下の方法です。

  • 公式問題集のスクリプトを見ながらシャドーイング
  • 徐々にスクリプトなしでシャドーイング

その結果、キーワードを拾って内容を推測できるようになり、正答率が高くなりました。

ただ、810 点を取れた本番試験でも、リスニング問題を一言一句正確に聞き取るというレベルには到底達していません…。(泣)

完璧な理解は難しいですが、得点を取るには「聞き取れる情報からの推測力」も大切です。

筆者
筆者

とはいえ、全文理解ができるようもっと勉強していきます!

2~3 ヶ月目:問題形式に慣れる

スコアアップには TOEIC の問題形式に慣れることも不可欠です。
そのためには、とにかく本番と同じ形式の問題を解くことが有効です。

私が活用していたのは、英語学習アプリ「abceed」
有料プランに登録すると、本番と同じ形式のオンライン模試をいつでも何回でも受けることができます。
スマホや PC で受験できるのは、気軽さという点でとても良かったです!

AI英語教材 abceed(エービーシード)
abceed (エービーシード) で映画・ドラマや400冊以上の英語教材を使ってアプリ/Webで効率よく英語学習!AIによるスコア予測やおすすめの問題レコメンドなど、学習成果を上げる仕組みが盛りだくさん!

また、abceed で問題形式に慣れたあと、本番が近くなってきてからは、前述した TOEIC の公式問題集を解いて最後の力試しを行いました!

番外編:オススメの Youtube チャンネル

モチベーション維持と勉強法の参考として、Youtube の活用もオススメです。

私がよく見ていたのは「Haru English」というチャンネルです。

  • 説明がわかりやすく、論理的
  • テンションが落ち着いていて聞きやすい
  • 動画 1 本の長さもちょうどいい

勉強の合間に気分転換するのにピッタリです!

Haru English
英語の勉強法を紹介しています。▪︎▪︎Haru略歴▪︎▪︎千葉大学を卒業後、修士号(工学)を取得。エンジニアを経て、現在は米IT企業に勤務。理系ならではの理屈を追求したロジカルな勉強法をYouTubeで発信中。英検1級(上位1%合格・Wri...

まとめ:エンジニア×英語でキャリアの幅を広げよう!

私自身、エンジニアとしてのスキルを磨く一方で、英語力の向上が新たなキャリアの可能性を広げると感じています。

TOEICスコアは客観的な指標として転職活動や業務の中でも評価されやすく、800点台でも十分なアピール材料になります。

とはいえ、800点を取ったからといって難解な英文が読めるわけでも、英会話が流ちょうにできるわけでもなく…。

慢心せず、これからも 900点を目指して努力を続けていきます!
実際に結果を出せた際には、現在行っている学習内容も紹介していきます~。

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